酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

三河屋さん

高一の長男は寝るのが3度の飯より好き。ほうっておいたら昼間まで平気で寝ている。何度叫んでも起きないのでほとほとあきれて寝床まで行くと、「もう極楽や・・・こんな気持ちええの知らんわ。今南の島にいる夢見てたんや。ほんでまた、お母さんの声でいったん起きて、半分寝ている状態でまどろむのがまたええのや。」「ぼくなあ山の中に生えてる木になりたいわ。風にゆられながらのんびり暮らすのや」・・・このあほ!!といいたいところやけど、この穏やかな顔をみていたらこういう生き方もええかも・・いらいらしている人の多いこの世の中で存在価値あったりして。この子が酒屋を継ぐかどうかわからへんけど、昨日の浜大津夏祭りフェスタでもとうもろこしを売っている様がなかなか様になってた。サザエさん三河屋さんのような、小さい町の酒屋さんにこの子向いてるかもしれへんな。いろんな悩み事聞いてあげたり、町のイベントに生樽もって勇んで参加したり・・・・そんかわりお酒の勉強は気張って心を込めてしてもらわんと、この世界で生き残れまへんで。                                     魚も大好きな長男。