酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉訪問

ここはお馴染みの蔵。やあやあと績さん。にんまりと笑って色~んなお酒を出して来はる。それが驚き桃の木山椒の木であったまず一番に残ったのは、山廃純米大吟醸がめっちゃおいしくなっていたこと。このお酒いったん不機嫌にならはった。それが反抗期を乗り越えてぐんとおいしくなった。素晴らしい美味しさ。その後また、にま~と笑いながらラベルのないお酒を持って来はる。なぬけったいな味や・・・それがかんすけ君で燗をしてさらにそれを冷まして「燗冷まし」にするとおよよ。何やこの美味しさこれは山廃純米生原酒を常温のまま暑い夏を越して6ヶ月間寝かせてあったお酒。この変身ぶりには姉御と大盛り上がり。山廃の持つ力は偉大なり。もうひとつ忘れてはならないのが亀亀覇のうすにごり。ああ幸せや。亀の尾というお米で醸したお酒。なんて魅力的なお酒なんやろう。私はたまらなく嬉しくなった。今日はいろいろどじばかりして申し訳ない出だしやったけど〆はばっちりや。充実の一日。


亀亀覇のもろみ