酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浪乃音酒造訪問

久しぶりに中井さん(浪乃音酒造)を訪問。今度の朝市のうちあわせ。ひやおろし特別純米と無名蔵純米生を量り売りさせていただくことになった。
中井さんはほんまに前向き。ここのご夫婦と話していると、季節限定うなぎ屋さん余花朗も含めたお酒つくりが楽しくてしょうがない・・・・そのうきうき感が、びんびん伝わってくる。兄弟3人での酒作り、きっと大変なことやつらいこともあるやろうけれど、気持ちの持ちようがええのやと思う。良いように良いように考えて楽しい空気を造ってはる。
今お酒とお料理の相性に興味をお持ちでいろいろ試して勉強されている。
例えばひやおろし特別純米には九条葱の筏焼きがばっちり合う等々。
俳句もたしなまれているし(中井さんの俳号は太朗)、その流れで華道も習われてお店に生かされている・・・なんかええな。文化やな。近いようでなかなかいけてなかった中井さんのお蔵。いってよかった。そして小川酒店に来ていただいたお客様に中井さんのお酒とその周りにたくさん転がっている文化をお伝えしたいな。

中井さんは勘と共に数値もとても大事にしてはる。だから、味質がしっかりしていて
なかなかへたらない。またそんな数値の話をしている様子もいかにも楽しそう・・・