酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

内緒の時間

店の冷蔵庫を整理していたら、試飲用の瓶が後わずかで残っていた。無名蔵むろか生原酒。口に含むと香りも広がり、新酒らしく薄くにごっていてええお酒や・・・いつもの癖が出て、こっそり燗をつけてみる・・今いちバランス悪い!!燗冷ましどうやろう。と思いながらいろいろご飯の後かたずけ。そうこうしている内に店終い・・・・お風呂に入ろうと思ったら、その燗ざましを思い出す。うふふのうふふ夫の仕事の関係で送られてくる「るるぶじゃぱん」という旅行雑誌とその燗ざましをもっていざお風呂へ!!!(写真は香住の蟹尽くし)最高や。一流の旅館と温泉に行ったつもりで、なかなかいける燗冷まし(何か不思議なことにヴァランスを戻した!・・・ええ感じ・・・)を、お気に入りの黒釉のお湯飲みに少し・・・なんか・・・あんまりがんばってへんけど、まあまあがんばった・・・ことにしとこう・・・・自分へのご褒美の時間。吉野の山々。川久の宿。焼きがに。満天の星空で楽しむ絶景露天の夜。・・・どれもこれも見ているだけで満足や。こんな楽しみ方もあるのやと開眼。これ癖になるかも・・・・息子にはせこーって言われてしもた。