酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

がっつぽ~ず

ある蔵元さんの日記を見てなんか涙が出そうになった。(実は昨日の金八先生をみていて号泣・・いやに涙もろい・・・年やろか)。大まかな内容をちょっと・・・・
お酒造りには冷え込む・・低温・・・ということがとても大事。だから12月の暖冬はどの蔵元さんもとても苦労されたと思う。そして今の大寒を迎えたこの厳しい寒さ。辛いけれど蔵元さんにとっては有難く、ちゃんと目的の温度になってくれるのでそういういみではとても楽。でもこれだけ冷え込むと検温や処置をしないといけないのでほぼ毎日寝る前に、寒いのを我慢して、蔵に向かわはる。(なのでいつも寝不足!)そして毎朝の最初の仕事の酒母やもろみの検温で、予定通りにうまく温度がいっていると、誰も見ていなかったら小さくガッツポーズもしてみたりして。

こんな風に小さなガッツポーズを暗い最高に冷え込んでいる蔵の中でされている様子を想像すると、ぷっと笑いがこみ上げてくると同時に泣けてくる。こんな苦労の中で造られたお酒を売らせていただいているのやと思うと想いもひとしお。