酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

もうひとりのおもろい友達

昨日の続き。志賀町にはもう一人大事な友達Nちゃんがいる。のでそこにも久しぶりに伺う。このあたりは作家さんや外人さんや大学の教授さんがやたらに多いふしぎな所。ここの土地は私有地やったらしく自治会組織なるものがない。そんな中で気持ちで集まった人たちが、皆で設計して工夫して造り上げたおしゃれな集会所なるものがこの冬完成した。なんかペンションかレストランみたいなおしゃれな概観。中に入ると壁の珪藻土は皆の手で仕上げられ、床には思い思いのタイル陶芸作品がはめ込まれている。そしておとなが話し合っているあいだに子供が遊べるように、すべりだいや隠し戸や・・まるでおもちゃの国に来たみたいな面白い設計がなされている。そしてトイレには人間国宝・・やったかいなとにかく有名な人・・の漆塗りの台!これにはびっくり。完成までには紆余曲折があったらしいけれど、こうして苦労して作り上げたお家にはまるで自分の家のような思い入れがあって、Nちゃんも嬉しそう。これから囲炉裏も設置されるそうやし、器もそれぞれの作家さんが製作中だそう。残った珪藻土を自分家のトイレにも塗ったら気持ちよくて気持ちよくて・・ずっと塗ってたかったって。高校時代からちょっと変わってて、不思議な話を共有できるNちゃんやったけど、アメリカ人と結婚しはって、ますますおもろい人生生きてはる。彼女はは4月から大学院(通信)で異文化コミュニケーションの勉強をするんやて・・・うううううん、やるなあ。ますます楽しみや。