大治郎さん。近江籐兵衛さん。

今日は大治郎さんと薄桜さんへの蔵へいつものメンバー+料理人のOさん・・・前々から不満に思っていたこと。それは大治郎さんが美味しいお酒を一生懸命醸してはるのに、配達のときも酒の会でお会いしたときもあんまりお酒を語ってくれはらへんこと。･･でも今日は違った。お客さん用・兼利き酒の部屋が新しく出来ていて、（壁には木桶で使われていた木がはめ込まれ、味わい深い）そこでゆっくり話を伺い、そしてお酒を利かせて頂く。やっぱりええお酒を造ってはる人の話はええ音楽を聴いているようにめちゃ気持ちよい。そして楽しい。今年の大治郎は吟醸が一押し！おヽ杉さんにもある！嬉しいな。
小学校の梁を移築されたという大治郎さんの見事な天井。


続いて薄桜さんの増本さん。ゆっくり蔵に伺うのも話を聞くのも初めて。う～ん。あついあついお酒に対する思いを聞かせていただいて、こちらも大満足。この蔵も薄桜とは別に、昨年より近江籐兵衛という名前でむろか生原酒をはじめられた。そのそしてお酒もええお酒や！純米は去年のが味がのっていて膨らんで美味しい。純米吟醸は今年の新酒がめっちゃめっちゃ美しい味。これぞ薄桜なり・・といったお酒。蔵の前で･･･デジカメ忘れてすんません･･実物はもっと美しいお顔。

滋賀の蔵元さんはほんまに皆仲がええ。他府県ではありえないいいいらしい・・・。良い意味で情報を交換し合ってより良いお酒つくりをするために切磋琢磨してはる。そんな魅力はちゃんとお酒にも現れていると思う。今日はええ日やった。顔も心もお酒もとびきり男前のおふたかた（いや3人さん･･･大治郎さんの蔵でてんびんの里の中沢さんも1本仕込まれたそうで、今日もおられた。大治郎さんと兄弟かと思うくらい雰囲気も顔も似てはる。）にお会いできて、昨日よりもずっと大事に大事に美味しいお酒を売らせていただこうと思ったちょっとミーハーな私。