酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

春にまみれて・・・・

仰木にある今森さんのアトリエで、春にまみれて・・の小さな森のパーテイがひらかれた。書家 乾知恵さんの書がアトリエの森のあちらこちらに展示されれている・・ほんまに森の美術館や。
今森さんをはじめいろいろな方たちの生のお顔に出会い、生のお声を聞かせていただいて、百聞は一見にしかずという言葉のとおり、なんか心の奥底のほうがきゅんとなるようなそんな貴重な刺激をもろた。川端さんという東京からおいでになった落語の絵本作家さんは、語り口調までが落語。しかも上方とはまた違う、江戸の粋がたまらない魅力を感じさせてくれる。東京弁もまたいとおかし。ええ音楽を聴いているような心地よい空気が辺り一帯に包まれた。

心に残った言葉・・・・・

一生懸命なんやけど、後ろから眺めた背中がとても力が抜けていて柔らかな人。

こちらが物つくりに入っていくと、いつの間にか自分がしようとしている方向とは違う方向に、まるで何者かに突き動かされているように流れていく瞬間がある。それが神がかりというかなんと言うか,もうお任せの境地。

じっとじっと心に思い続けながら、静かに時をまっていると
きっといつか向こうからやってくる・・そういうものなんです。

ずっといってみたかった馬蹄形の棚田。