酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

かんすけ君大活躍!

今日は例のお酒の会。あひるちゃんとどきどきそわそわ・・・

まずは天保正一さんの純米大吟醸。これは
ところが亀亀覇・ええとこ取り純米吟醸・・と順々に飲み進みいくうち
酒豪のAさんがやっぱり天保さんのお酒が口に合うわとのこと。

ぎょぎょぎょ・・・後の苦心してこさえたこれからのラインナップも
濃い系ばかり・・しかもその中で一番淡白なお酒
ええとこどり純米吟醸でも「おいしいけど濃いなあ・・甘いなあ・・」と。

酒選びを失敗したと後悔し、真っ青!
Aさんのお酒の好み(端麗辛口)を聞いておけば良かった・・・
しかも思いがけない蒸し暑さ!
でもめげずにかんすけ君(錫の酒燗器)を登場させる。
まずは亀亀覇うすにごり。
績さん・ぱんちさんから教えていただいた温度をしっかり測って・・・
「あっ まろやかになったわ。これ良いじゃない」
ほっ・・・・その後の七本槍80%精米も常温で召し上がると
「これも燗したらまた美味しんじゃないの。やりましょうよ。」
三年熟成と忘憂も常温と燗で楽しむ事でそれぞれの美味しさを味わってもらえた。

「燗をすると、やわらかくなる分個性がやや薄くなるけれど、忘憂は燗をしても
しっかり自己主張してるわね」・・やて。ふふふ・・・

そしてそこで、チーズソムリエ I さんから無理を言って分けていただいた
山廃仕込のブルーチーズと酒粕につけたモッツアレラ
(※ブルーチーズも普通は外から菌を入れるらしい。でも今回のは自然に産まれた青カビ。これはめったに口にはできない!)これがまた燗にようあう!

やったあ。よかったよかった。みなさん笑顔や。一喜一憂

琵琶湖ホール・陶芸の森・海の子(大津の小学生が乗る船)など作り上げた苦労話などいろいろお話を聞かせていただいて、また一流のオペラを何十回とみてはる人たちの会話を聞かせていただいて、はあ~。でもこんな私ともちゃんと会話していただいた。愉しかった
最後は写真撮影、あひるちゃんのふなずし~の掛け声でパチリ

人間思い切るのもええな。怖いもん知らずとはこの事。
それにしても、かんすけ君ようやってくれはった。燗は偉大や。

色んな方々に協力していただいたお陰で無事終了。
改めて、人のつながりに感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。