酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

一博

しばらく造りを休み、大治郎さんのところで手伝いながら修行をしていたてんびんの里の中沢さんが今年はじめて仕込んだお酒を持ってきてくださる。中沢さんとは浪乃音のお酒の会でご一緒したり、大治郎さんの蔵に行くとおられたりで顔なじみ・・・そうですか…そうですか…がんばって欲しいな。その第一号の名前は一博・・・教えてもらった二人の杜氏さんのお名前を合わせて名付けたんだそう。そしてその中沢さんもお名前が・・かずひろ・・・でも文字が違って一洋・・・なんやて。

その晩夫と飲むと。またまた鋭い発言。やさしいまろやかな味や・・・と。
ほんにその中沢さん、あったかい優しい雰囲気をお持ち。造った人の個性がちゃんとお酒に現れるんやろうな。実際に会っていない夫に言われてほうっと納得。がしかし、どんなお酒を造っていこうか戸惑いも感じられる。どんなお酒を造っていこうか試行錯誤してはるのも感じられてでもそれが初々しい。これからや。大治郎さんとどことなく雰囲気が似ていて、何度かご兄弟ですか・・と質問してしまった私。(勉強せええよ!とまたまた言われそう・・・)でもなんか応援したいな。滋賀の若き蔵元さん。がんばっ