酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ヴィノテークで絶賛!

WINE雑誌 ヴィノテークのなかには日本酒バイイングガイド綴じ込み版のコーナーがあって、全国各地の都道府県のお酒を、あの君島屋の君島哲至氏とそして日本名門酒会の副本部長 飯田永介氏がブラインドで試飲する。かなりシビアな表現もあって、レベルの高い面白いコーナー。私はそれにとても興味を持っていて、日本酒をこよなく愛するお二人には滋賀のお酒は、どんな風に感じられるのか・・ものすごく気になっていた。そしたらなんと今月号が「京都」と「滋賀」の酒特集であったのであります。
しかも今回の評価は京都とジョイントであるにもかかわらず、圧倒的に滋賀のお酒が多く、また評価が高い。一部を抜粋すると・・非常に高いレヴェルのつくり・非常にがんばっておられる・注目すべく産地・滋賀のお酒は選び取るのが難しく真剣にならざるをえなかった・正直驚かされた・・などなど。いままでのヴィノテークの綴じ込み版にはなかった誉めように私は心が踊った。やっと滋賀のお酒を評価される時代がきたんや・・・焼酎に押されて日本酒は確かに苦戦しているけどこれからは滋賀のお酒が日本酒文化をある意味、側面から支えていくのではないかなんて事まで思えた。取り上げられたお酒の中に沢山うちで扱わせて頂いているお酒の顔があった。私が作っているわけではないのにほんまにほんまにうれしかった。欲を言うとひとつ入って欲しかった・・・というか絶対入るべき蔵がそこにはなかった事。やっぱり東京の味覚で選ばれるとそうなんかなあ。それだけが心残りやけど・・・でも嬉しい。滋賀の日本酒万歳や!只今あひるちゃんもお酒の本造りに向けて集中してはる。このあひるちゃんの本の出版もなんかまさに水を得た魚のようにグッドタイミング・・・かも。