酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ポレポレ

障害児のサマースクール ポレポレがフルートとピアノのコンサートを企画。
のでお手伝いに・・・久しぶりにじっくりゆっくり接した彼らと聞くくらしっく音楽は素晴らしかった。お仕着せの言葉ではなく、彼らは本当に素晴らしいものを持っている。と心よりというか大袈裟な言い方をすると宇宙のような大きさや心地よさを体で感じられた。彼らの生活はきっと壮絶で、そして大変という言葉は失礼なくらい・・・でもやっぱり大変苦労の多い日々だと思う。Yちゃんは目もほとんど見えないし、手しか動かない。で、痰が自分で切れないためにしょっちゅう処置をしなければならない。でもおかあさんもお子さんも何とおだやかなええお顔・・・・Yちゃんは音楽に合わせて少しだけ動く手をまるで指揮者みたいに動かして喜びを表現していた。このコンサートのために昨日は一睡もしていないんだそう。きっと沢山の峠や壁を越えて、でもそんな苦労をちゃんと身につけられた人なんだろうな。(健常者でも思う。よい意味で苦労を身につけられる人とそうでない人がいるもんな)彼らの心地よい揺れと一緒に美しい音楽を聴いて、私はほんまに幸せな気持ちになった。4年前にも知っていたTくんは男前に大きくたくましく成長していて香取真吾みたい!!とても不安定だったTくんは落ち着いた穏やかな青年になっていた。お母さんようがんばらはりましたね。皆みなすごいわ。私なんかすっぽんやと思った。


帰ったらパニックの小川酒店がそこにあった。
でもそんな時間もまあ堪忍堪忍・・・・
慌しいい日々の中でほっこりとお手伝いというより逆に癒された今日。