酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

スイングガールズ

昨日、息子たちの要望(やっと借りられたらしい)により、夜が待てずに昼間に店番をしながら見たこの映画。お客さんがお見えになる度に途切れる。しかも泣いたり笑たりのこの映画、時には涙をぬぐいながら百面相をしてワンカップやビールを売っていたので、お客さんどう思てはったやろうか?で、今日も見た。何回も巻き戻しながら見た・・・・

とにかく音楽って最高や。映画に出てきたため息もんのルイ・アームストロングナット・キング・コールの曲とスイングガールズの曲が見終わった後もずっと心の中で流れている・・・スイングスイング。

山形弁と女子高校生とJAZZのミスマッチもお見事。
愉しい味わいのある日本のJAZZ映画やった。元気を一杯もろた。

実際の出演者も楽器を初めて手にしたひとばかりなんやて。猛特訓をしてあんな素晴らしい音楽を奏でるようにならはったんやて・・・・
よく分からないけどやっているうちにだんだん楽しくなってきて、そして皆がスイングして気持ちがぴたっとあっていく・・・そんな夢中になれる青春が気持ちよく愉しく描かれていた。
本当に楽しそうなのが見ているものに伝わってきた。ああ、ええ映画やった。

実は息子もバンドを始めた。内緒やけど頑固もんの父も勧められてウクレレを習いに行き始めた・・・うふふ、音楽一家や
私は聞くだけやけど、日常生活の中で小さなことを楽しみながらスイングしよっ店番しながら自転車で配達しながら(運転できない私)、心でスイング。