酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

燗ぶらざーず

プリンスホテルで新酒蔵出し賞味会。

北野料理長の数々のご馳走。悪酔いしないよう、最初にご飯ものもさりげなく添えてくれはったり、お酒の肴としてさすがの味付けをしてくれはったり・・・・どれもほっぺたがあちるほど美味しかった!今回は人数が多い上に、蔵元さんが勢ぞろいやったので難しかったやろうけど、これらのお料理にあうお酒をそして温度をあわせてくれはったらより北料理長の腕が引き立ったやろうなあ。










馴染みのお客さんにも思わず再会嬉しいもんや。そしてそして今回の目玉商品は燗ブラザーズ。パンチさん率いるかんすけのNさん・隊長さんの3人が燗の腕を発揮。私はこの前にいることが非常に多かったような気がする。今日は3人さんともネクタイを締めて決まってはる。無理難題な燗にも果敢に挑戦してくれはって・・・確かに近江の地酒は年々美味しくなってきているけど、全国レベルのすばらしい、しかも生で寝かせた熟成酒を微妙な燗温度で燗付けをしはるパンチさんからシビアにみると はてさて滋賀のお酒はどんな風に感じはったやろうか。小川酒店と一緒でこれからですねきっと。特に圧巻は天保正一純米大吟のごくごくぬる燗!薄桜のちょっと熱めの燗。雪花の40度のやさしい燗。山廃2年熟成割り水もんの45度の上燗。これが感動のお燗でありました。燗ブラザーズさん本当にお疲れ様です。燗の力にあらためてこんなことが燗文化を盛り上げるきっかけになれたらほんまに嬉しいし、この会も意味のある時間になるのと違うやろうか。