酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

蔵めぐり ぱあと2

ぱあと2と題してお次は馴染みの上原酒造さん。この蔵に伺うとこの頃きまって鍋燗大会がはじまります。不思議に燗を囲むとはんなりほのぼのあったかい空気につつまれるのがまた幸せ昨日の話やないですが、もろみ日数のめちゃくちゃ短い・・・しかも山廃ではない県酵母で仕込んだお酒は燗しても冴えず、また燗冷ましがまたそれに反してええのにまだ若い山廃中汲み なんぞは、燗することでとげとげしさが取れ、またええ独特の香がほわんと膨らんでほらええ燗上がりをしました。

で、このごろとても嬉しいと思うのは杜氏さんが嬉しそうに来てくれはること。(確か以前うかがったときは蔵仕事の時に歯を折られて歯のない山根杜氏さんやったわ。山根杜氏さんは遊びが大好き。いろんなチャレンジをしはります。今日もとても不思議な香のとびんで研究発酵中の聞いたことも見たことも無いようなお酒を持って来てくれはりました。香は鼻をつまみたくなるくらいの奇妙な香でしたがあじわいが不思議に魅力的なんですわ。これが時間が経過するとどんな変貌を遂げるか そんな面白い貴重なお酒にも触れさせてもろて

社長さんが日本酒で仕込んだ梅酒もとい~安曇川特産アドベリー酒なんかも持って来てくれはってかなりええわ・・・これ

姉御今日もありがとう!姉御なしではいろんな意味でできなかったであろう蔵訪問を久しぶりにさせてもろて、やっぱり蔵の空気は美味しいと感じました。心を込めて・・・・いろんな面白いドラマも一杯おいねてお客さんに美味しいお酒を売らせていただきますね。

深い味わいのおやっさん。遊びといえどもかのクレオパトラの忘れ物おやっさんの遊びから始まり、永遠の隠れベストセラーとなりました。一方数年前のおやっさんの遊び未来ぱあと2はいまだに売れずに・・・・・・・・・大変ながらも、酒を造るということを心底楽しんではるのがまた興味津々。