酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

普通酒 礼賛

続いて、昼からプリンスホテルの利き酒会へ!忙しい日曜日や。

今回の私のテーマは宿題を頂いている、普段のみにできる安くて美味しいお酒の発掘。発見発見!720mlで1000円ちょいで買えるお酒が滋賀県にはなんて充実しているんやろうとつくづく思いました。美富久さん・鈴正さん、薄桜さんなどなど・・・・ただ、このごろ普通酒のむろか生原酒は本当に安くて美味しくてパンチもあるのですが原酒なだけに飲み疲れないか・・・が私としては悩むところです。

美富久さんはほとんどが山廃仕込みなんですが、新酒は山廃らしくないけれどもこれまた初々しいおいしさ。そしてそれが1年2年たつと不思議に山廃らしさがでてくるのです。本醸造も純米も甲乙つけがたいええお酒を造ってはりました。蔵元さんも茶色い髪を真っ黒にして心機一転!気合のほどが伺えましたよ

このときとばかりに高価な大吟醸を飲んでおられるお客様もおられましたが、いやのうのう・・普通酒純米酒の素晴らしいお酒を見つけるのもまたそこはかとない楽しみだと思います。

今年の朝市のひとつのテーマとして、小川酒店で扱っていないお酒も滋賀のお酒応援団として単発ででも扱っていきましょうということでしたが、姉御はあちらこちらのブースで真剣に味見をして、これやっと思われたお蔵さんに朝市の話をしてくれてはりました。ほんまに頼りになる大番頭です