酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市4月の巻

大雨!とでていた天気予報も熱い想いが通じたのか朝起きると

さて今回は老舗のお蔵さん萩の露あらばしり吟醸純米。
吟醸純米は蔵元さん曰く、時間を置いたほうがこなれて美味しくなるということで、空気に触れる面積が広い甕にいれて、味を見ていただくことに。


今回の目玉、吟醸純米はむろか生原酒として商品化されたのは初めて。
精米歩合55%の山田錦を使い、もろみ日数を32日とひっぱってひっぱって醸し出されました。中倉杜氏さんは今年から能登杜氏の組合長に就任されたということで、いつになく気合の入ったそして魂のこもったお酒が出来たとそうです。

お客さんの反応も上々。ただ2月に搾られたということで、もっと寝かしたら絶対さらに美味しくなるで~・・との声も多かったです。が、燗すけで燗をつけるとそ、の若すぎのかちかち感が取れてやわらかく味わい深くなったので皆ほうっ!っと笑顔。この笑顔をみることが私のひそかな幸せです。

1月からヒットを続けているあらばしり吟醸純米より早く搾れた分、味もほどよくこなれて、またこちらも人気を博していました。山田で吟醸造り・そして生原酒でこの値段・・・河原町 魚紳さんの新しい顔となっていただいております。

お馴染みのお客さんの嬉しい笑顔にも出会えました。お酒もよう売れました・・・ありがとうございました。朝早くから・・・姉御、そしてお助けマンSさんあひるちゃん・・本当にありがとうございました。

日なたぼっこみたいに春の日差しを感じながら浜大津地酒バーをこしらえてくれはったパンチさん、そして馴染みの皆々様、いつもながら感謝!です。


おっと・・名言シリーズ、かたぎさん曰く 吟醸純米は春を感じるそうで、「春に飲むならこれや!」とお買い上げくださいました。

おもろいキムチやさんが、「うちらもう賞味期限切れや」と。するとパンチさん「燗したらどないでっか」やて・・・お見事