酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

バロンフィリップ ソービニヨンブラン

夫が珍しく早い帰宅。
白ワイン飲もか・・・ということになりまして、ずっとずっと一本だけお嫁に行かず
値段も行方不明になっていた「バロンフィリップ ソービニヨンブラン」を開けました。


なんと1998年なので、9年もん。決して高価なワインではないので(1000円そこそこのワインは3年くらいの内に飲みきったほうがええと聞いとります)劣化していないかどきどきしながら抜栓しました。かなりの黄金色!そしてそして、これええやん!
バランスもええし、全然ひねてへん!複雑味も出ていて、ええ熟成をしてきたんやなあ・・という感じ。

美味しいなあ美味しいなあといいながら、話にも花が咲きました。そして芋たこなんきんをしました。

っちゅうのはいよいよ佳境を迎えた芋たこなんきん。この町子さんとかもかのおっちゃんご夫婦は飲みながらほんまにようしゃべらはる。朝までしゃべらはったこともありました。名言も仰山…中途半端と中途半端があわさったら人生満タン!とか。

飲みながら笑いながら語らい合えたら人生最高やな。かもかのおっちゃんは死んでしまわはったけど、私らはこれからもいっぱいいっぱい飲んで、ほんでしゃべろな

NHKドラマガイドより、田辺聖子さんと藤山直美さんの名言「関西人は他人に対していくつか合鍵を用意しているんですよ。しゃべりながら、相手の心のドアをかちっかちっと開けていくんです。合鍵がうまく使えて話が弾みとまたあの人と話をしにいこかとなるんですわ。」「そこそこでええやん。まあええやん。あんじょうしとくわ・・という相手の気持ちの中に土足で入っていかない微妙な車間距離のようなものが、大阪弁の魅力とちがいますか。」ええドラマで毎日楽しみに見ていました。いよいよ明日が最終回!