酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

渡船の会 ぱあと2

頂いた穂。145センチなり。長いです!

今朝早速に福井さんからうれしいメールをいただきました。
光栄です。うれしいです。ええ人や!

考えてみれば女性が主催するお酒の会は少ないですよね。酒屋さん、飲食店さんのお酒の会も大半は男性主催ですね。「女性のため」の会である必要は全くないと思いますが、「女性がつくり、考える」お酒の会というのは、良いと思います。昨日のお酒の会も男性主催のお酒の会と雰囲気が違って良かったですよ。何というか優しい雰囲気でした。

あるお客さんは、近江八幡にお住まいなので、早速渡船の田んぼを見に行かれたようで、これからの渡船にエールを仰山送ってくれはりました。ありがとうございます!

さてお酒についてです。

まだ若い!と思いつつも、杯にいれて時間がたつにつれて味が変化して行き、ぐっと美味しくなるのもあれば中にはピークをちょい超えたかなあ・・というのもありました。

不老泉の圧巻は燗冷まし。ひややと専務さんいわく「後の押しがないんですわあ。(新酒のときにはあった・・・)」それが燗冷ましになると押しが出てきたわけではないんやけど、まろやかになって甘みと旨みのバランスが整ってきてびっくりの美味しさ。山廃のよさがここで発揮されるのやろか?

波乃音は、50%と60%の違いに驚き。それぞれのよさがあり、50%は優しい感じ。60%は米のうまみが活きた感じ。10%って大きいんや。

萩乃露さんのは、新酒からどんどん味わいが変化。そしてこれがまた時間を経過するとどうなるのか?なんせ55%精米に中倉さんの腕ですからこのお酒のその後も興味深々です。とはいえうちには在庫ゼロ。蔵には?このお酒に限らず、このお米は寝かしてみるとどうなるのかということがまた楽しみのようです。一方どきどき・・・・危険も伴いますが・・・・

北島さんも去年より格段おいしくなっています!ここはあえて精米歩合を下げて、コスパと米のうまみを活かした造り。ええかんじです。

とにかくこれからですね~皆でこのお米をそしてこのお米を使って醸されたおいしいお酒を大切に育てて行きたいですね。