さて 続いての利き酒・・・・
新酒がずらりと並びました。
あらばしり60%精米・むろか生特別純米60%精米・渡船 純米60%精米超辛口+14度55%精米・純米大吟醸 50%精米・純米大吟醸 40%精米能登杜氏芸・最後のみ火入1年もんの渡船 60%精米
・・・・どれも本当にすばらしい味わいです。
能登杜氏芸なんぞは絶品!が、朝市には値段が高すぎてちょっとあかん。
渡船は 権座が渡船なので今回はパス。
そして最後の最後まで迷ったのが むろか生特別純米と 超辛口14度でした。
・・・で 今も実は迷いがあるのですが 料理にあわせたときにむっちゃ本領を発揮する 喜多さんでしか出せない超辛口ということで 14度が選ばれました。
今年の喜多さんが目指したお酒は 旨さは飲みやすさ・・・・味わいにふくよかさがあり決して薄っぺらくない・・そして 切れのよいお酒。
全体的にエッジのきいた味わいで、どんなお酒を作りたいかがより明確になった今年の喜楽長と表現しはったかたもやはりました。
で・・このお米に難儀した今年の造りでしたが このようなええお酒に仕上がった秘密は精米を変えはった事にもあるようです。上原さんも精米には今年はかなり工夫をしはったときいています。こういう時 自家精米のお蔵は 強し・・・です。