酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

三重錦

くのいち魔女ことKANさんから、昨年に引き続き三重錦今朝搾りが届きました。

この三重錦というお酒は私にとって、まさにタイムリー。

というのはつい先日お客さんに「三重錦って知ってるか?一回飲んでみい。めっちゃ旨いで。ここにも置いてほしいわ。」・・と。また辻一さんからも、今注目してると・・・。いま昨年初挑戦の山廃三重錦が店にあるそうですわ~

そんなわけで、KANさんに久しぶりに連絡しようと思ってた矢先にうれしいお届けもの。

なんと聞くところによると60石の小さな蔵で、現役ボクサーでもある中井昌平さんが、越後杜氏に就いてお酒を習い、今、心を込めて一人で醸してはるお酒なんやそうです。「端麗辛口な清酒が流行りの昨今、糖化とタンパク質分解の力が強く濃醇酒に適する総破精(そうはぜ=米の表面全部と内部に麹菌糸が食い込んでいる状態)の麹での酒造りにこだわっている酒蔵。」お米は大半広島県の八反錦を使用。


 なんかラベルも鈴ちゃんを髣髴させますわ・・・・

生原酒やのに、アルコール度数16から17。瓶内発酵による炭酸の感じがとても魅力的で、こくのある白ワインにも思えます。味がどんどん乗って来る感じ・・・私にとっては、初めてのおいしさでした。

珍しく かんすけで冷やしつつ、夫とあっという間にからっぽ!

おおきにおおきに、ありがとうございました。