酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

HCCグループ新年会の続き

HCCグループは今年で10年目を迎えます。

私もHCCの人たちと関わらせてもらったことで、朝市をはじめ熊森協会、緑の村などなど・・・いろいろなご縁をいただきました。そして今自分がつながりの中で生かせてもろてるということをしみじみ感じています。

ここのすばらしいところは、堅苦しい決まりごとはなく、思いを同じくする人たちがまるでアメーバのように楽しくゆるゆると関われる雰囲気をつくってはるところ。このごろは学生さんや若き新聞記者の人たちも入会され、新しい風が・・・・・・・風通しのよさ、大らかさがここの魅力です。

今日集まった人々は、外国帰りの方が多かったので、日本の魅力を再認識することができました。築102年の魚忠さんという場所での新年会やったので、まさにええタイミングや

アメリカ帰りの人曰く、とにかく食べ物は日本が絶対美味しい!らしいです。パンも野菜も何もかもがなぜか美味しくない・・・一粒残さず食べる・・・・もったいないという感覚も向こうにはなく、平気で残さはるんやて。無駄という英語はあってももったいないという英語はない。その日本人の感性から生まれた言葉の持つ意味が大事なんやなあ。

ヒマラヤ帰りの人曰く、日本に帰ると毎日お風呂に入るということさえもが、不思議に思えてしょうがない。毎日頭を洗うことは清潔かも知れへんけどそのたびにエネルギーを使う、水を使う。

臭いを消す為に、柔らかくする為に、真っ白にする為に化学物質を使う・・・・なんか変?100%を目指さず、80%くらいを目指しながら、あとの20%を、命をいただいている原点 地球やサムシンググレード(大自然の偉大な力)に、手を合せながら捧げる・・・これからはそんなことをしていかな、えらいことになるのとちがうやろか。

国際的な話や山の話・人の話で、楽しい美味しい時間でした。
今年もよろしゅうお願いします。