酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

辻一さん

ちょっとだけ深夜、夫からお呼びがかかりまして久しぶりの辻一さんへ。

たまたまご来店のKちゃんも誘ってるんるん・・・そしたらKちゃん、なんと12月の朝市で姉御が明け方搾ってきてくれはったあの竹生島にごり酒を持ってきてくれはったのです。
しかもちょうど半分くらいで新聞紙にくるまれて、ほぼ一ヶ月寝てはりました。その間にぴちぴちは抜けましたが、落ち着いたバランスの整ったお酒になり おいしい!!

さらに辻さんいちおし、不老泉 雄町の中汲み!堅田の丸喜屋さんが中汲みのええとこだけ特別に上原酒造さんにとってもらった特別バージョンのお酒。
名付けて「みんなの心がゆれたお酒」



最初一口目は、綺麗やなあ。でもこれやったらうちにある雄町(中汲みではない普通の雄町)のほうが旨みがあるやん・・・・・がしかし、ちょっと時間がたつと、美しさは保ちながもふくよかに変身!なんかうちの雄町がボルドーのワインなら中ぐみはブルゴーニュのワインといったところやろか。

ある意味、不老泉らしくはなく、でもすんごい魅力敵的なお酒でした。
~~~~っと、Kちゃんとうっとり。

朝市の萩乃露さんに始まり、中汲みという場所違い・・・・・・があまりにも違うので、びっくりくりくりの不思議な年明けとなりました。辻一さんのお店は、いつ行ってもほっこり・・・・明かりや音楽や器やお料理そしてなんちゅうても選び抜かれたお酒に、心がゆれますなあ。

さて明日はいよいよ酒粕の会。おかげさまで満員御礼。
どうぞ楽しい時間になりますように。