昨夜ご来店のお客さんは七本鑓の蔵見学に行ってきはりまして面白かったこと。やっぱりここは玉栄が蔵にとてもあっているようです。というのは、富田さんご自身も今年の玉栄はほんまに固かったので秋ごろに味がのってくるのではと言うてはったのです。で、今はやわらかい吟吹雪が飲み頃かと。でも今回蔵見学の後の宴会は長時間にわたって盛り上がりまして、最初は吟吹雪のほうがよう出ていたのですが、玉栄が時間と共に味がこなれてきて花開き、結局は玉栄のほうが空っぽになったそうです。
酵母もお米も蔵ぐせっちゅうのか・・目に見えない独特の相性があるんやろうな。
実はこのお客さん、私の拙いブログをみて、大治郎の火入れもんをお買い求めに走って
来られたのです。ところがこれは一升瓶！…ちゅうことで純米吟醸を量り売…ちゅうことで一緒にきき酒させてもらいました。さすがおけいはんとTさんのご推薦。こなれたやさしい味わい!むろか生とはかなり違いますが、私は大好き！燗も美味しい！今日魚紳さんにもお届け予定です。で、期待の渡船。やっぱり最初の印象からほんの数分でぐんぐん味が変わってきて
これ今も美味しいけど、これからますます美味しくなりそうな気配を感じました。が、このお米ある時突然、ほとんど前ぶれなくこけはるの事もあるのでどっきどきもんです。うれしいな。美味しいなあ。
あ…もうひとつ、大治郎酒粕 袋吊が届きました。ふんわふわ。これパンに絶対よさげ。ほんまもんの蜂蜜をいただいたのでこれでパンを仕込みます！！
