酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

職場体験実習 ワイン講座

稲葉のワインの浅井さんがご来店!

ものすごくわかりやすいワイン講座をしてくださいました。
3人さんと一緒に私も・・・・ものすご ええ勉強になりました。

特に印象に残ったこと。

料理とワインの相性。浅井さんご自身に感動体験について尋ねますと、ある晩餐で、マリアージュによってお料理もワインも1、5倍美味しくなったという、今でも忘れられない思い出があるそうです。それはあるフランスワインにラム料理を合わせた時のこと。もともと辛口の赤ワインやったのに、ラム肉と合せることでプラム系の味やったワインが素敵な苺の香りに変わったそうです。しかもそのラムはまだ小さくミルクしか飲んでいなかったラムやったので、微かにミルクの味もあいまって、絶妙のマリアージュ。最高に美味しい感動の時間やったそうです。

またあの有名なドンペリのワインの話。私はまだ飲んだことがなく、よくお客さんに尋ねると「たいしたこと無いよ~」といった声が多いんですと・・・いいますと、お酒もワインもタンク・湿度・体調・合わせる料理さまざまな要因で感じる味わいが違ってきます。なので浅井さんはその時には?!と感じても、もっともっと勉強を積み重ねていけば、このワインの違う部分の良さがちゃんとわかるようになるかもしれない。なので安易にそのワインを否定することはしたくない。その為にも、日々もっと精進しようと心がけてはるそうです。これは日本酒にもいえること。そういう真摯な気持ちでお酒にワインに向き合うということは、ほんまに大事なことやと思います。みな汗水たらして一所懸命一所懸命造ったお酒なんやもんな。

もういっちょ!器の話。ワインというのはある意味不完全な存在で、長所をより際立たせるために・・・また短所を隠すためにワイングラスというのはなかなか優れもの。渋みの強いワインを口の狭いグラスに注ぐとその渋みはより少なく感じられるとか・・・

3人さんもそして私も一所懸命、のめり込むように聞き入ってました。科学班のもやしもん好きのTちゃんは、質問連発!ワインと霧の関係はなんていうマニアックな質問まで出ていました。まだまだ知らないことがほんまにほんまに多いんやな・・・・・あたりまえやけど・・・

無料ワイン講座 ありがとうございました!稲葉のワイン、ますます頑張ってうらせていただきます