中ノ庄のおっちゃんは、自宅前で何と11年間もお餅つき大会をしてはります。お餅つきをしようと、蔵や大型ごみやいろんなところから臼などの道具を見つけて来はりまして、そして御自ら餅箱を製作。そしてその裏に平成9年11月吉日とありますのや~
年々人気も上昇し、今年は親戚ご近所友人またその友人の25人ほど。そして2斗も!
老若男女わいわいがやがや楽しいおいしいお餅つきでした。
つきたてを納豆やあんこや大根おろしにつけて食べたら、ほっぺたが落ちます。
おっちゃんは言わはります。この杵はじんという稀有なものすごい強い木なので、11年間使っていてもびくともしません。そしてついているお餅が臼の中で転げるようにくるんくるんと回ると「お餅がよろこんどる~」と。
私は丸め係をしていたのですが、同じお餅でもつく人の按配でお餅の滑らかさが違います。そしてみな回数を重ねるほどに上手にならはります。
かく言う私も丸めるのがだんだん上手になってきて つきあがるとお呼びが・・・で調子に乗るとお餅が大きくなり、「あけみちゃん!大きなって来たわ~」と大笑い。
昔は各家庭でついてはったお餅つきですが、今はずいぶん減りました。
素晴しいお餅つき文化、おっちゃんおばちゃん、これからもずっと続けてな。
早々と来年の日取りも決定!12月27日やそうです。左の蒸籠は3段づつ蒸されました。これは最後なので1段。
おっちゃんおばちゃん、いろいろな段取り、ありがとうございました。ええ歳の暮れになりました。さあ、今日はゆっくり休ませてもらいまして、明日からの3日間、心を込めてお仕事させてもらいます。よろしゅうに・・・・・・・