むすびし水のコンサートのお客さんより次回のコンサートにお勧めのミュージシャンを教えていただき、朝市の広場の当番を終えてすぐに京阪電車に・・・・行く先は大阪中央公会堂。
で・・・・おしゃれな中之島行きの電車に揺られながら おもろい時間をすごしました。
暮れからのささやかな夢。今は亡き上原浩先生の本「純米酒を極める。」
多分4回目??だんだん夢中になって感動に興奮!毒舌が心地よい。
でもまっとうな先生の哲学に、心のあちらこちらがきゅんきゅんとうなりました。
火入れに対する無知と誤解。
原料選びと大事な大事な原料処理・・そして蒸し。
今滋賀でもあちらこちらで囁かれている生もとのことも・・・・ふうん。
単に山卸作業を単純にを引いたものではない また別もののお酒つくりのことやったんか。
下手な生もとや山廃なら速醸の酒にも劣るとか・・・
お酒の評価の可は飲めといわれれば飲むが一合につき千円の迷惑料をもらいたいお酒やとか・・・酒屋にたいするシビアなご意見も。
もう亡くなられたけどお会いしてみたかったなあ。まさに現場に生きた人で、厳しいのに酔って階段から落ちはったり・・・きっと杜氏さんからも皆さんからも 愛されたお人やったんやろな。
最後のあとがきで、古い川柳が書かれていました。
酒も煙草も女もやめて、百まで生きた馬鹿がいる。
私は真っ平ご免である。・・・私もやわ。
電車でおもろい本を読むのって快感。しかもこの中之島行きのブルーの電車、旅行気分を盛り上げてくれるし、仕切りが高く個室っぽいところが、ますます本に夢中にさせるんですわ。癖になるかも・・・・