酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

βエンドルフィン

精神科医をしている友人と話をしていましたんや。 至高体験をしていると
ほんまに脳内にごほうびのモルヒネ・・・・βエンドルフィンがでるそうや。

私は・・というと お客さんにお売りしたお酒が おいしかったあ!と言うてもらえたとき
βエンドルフィンがとめどなく湧き出るのを感じます。

昨日も笑四季の特醸酒が 複雑ないろんな旨味成分が折り重なるようで
すばらしいお酒や!とお褒めの言葉を頂きました。

竹生嶋辛口純米をのまれた方があんまり美味しくてあっという間に無くなりましたわ。
私が造ったわけではないのに・・・・むちゃ嬉しい。

萩乃露 山田錦 直汲み中ぐみ・・・の常連さんは やっぱりこれや!
これはな 開けたてより 時間がたったらもっと旨くなるんや~と。

今度絹さんという方に 喜楽長の5年もんの大吟醸を送らせていただくのですが
まさに絹のようなお酒ですよ・・・そんなことを ひとこと綴らせてもろてる時も。

不老泉の雄町のお燗を語るとき 至福の顔をされていて、そのお顔を見ているだけで・・・
βエンドルフィンが沸き出る音まで聞こえてきそうや。

うれしい仕事をさせてもらえて 私はほんまに幸せもんです。

そして一方 逆のコメントをいただくお客さんもそれはそれは宝物です。
褒めるのはうれしいし容易いけれど、そうではないことを言うのは難しい。
でもそれを敢えて言うてくれはるありがたさ・・・

さあ、今日もがんばりましょ~