酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

KEN伊藤さん御来店!!!

るみこさんのところで偶然にお会いしたKEN伊藤さんから 浜大津にいきます!!と連絡がありびっくりくり。 お燗というい仕事を まるで茶道のように気合を入れて正座をしてのぞまはりまして その姿からは神々しいオーラがでていて感動した あのお燗職人さんですがな。

いろいろお話を伺うと KENさんのあの立派な体はやっぱり 格闘技 ボデイビル …のプロでもあったんや。ニューヨークでも空手をおしえてはって、そんなKENさんが ある時丹沢山のお酒のお燗に出会い それ以来日本酒のお燗の世界にまっしぐらに

心にびんびん響くことばっかりでしたが、特に印象に残ったのが ほんまにお蔵と真剣にお付き合いしようと思たら そのお蔵のお酒を1年かけて2年かけて 四季折々に…・そして温度帯を変えてじっくり付き合わな本質は見えてこうへんということ。

そのお酒が 丹沢山の秀峰という純米酒やったんです。

若水の作ちゃんもそうですが(KENさんは そのあと若水のお店に) そこまで二人を虜にさせる 丹沢山のお酒と蔵元さんの露木さんというお蔵元にも大変大変興味をもちました。

井の中の蛙ではあきませんなあ。全国のお蔵の中には もちろんお酒に対する哲学をもっていて、尚且つ-5度の冷蔵庫がないと扱えないお蔵とか・・・・居酒屋さんもお蔵も酒屋も 想いを同じくする同業者が まるで職人の師弟関係のように 厳しく切磋琢磨してはる人々の話とか ほんまに興味深い話が満載でした。

日本酒をサービスする中で もっともっとお酒を知りたい!造りに関ってみたい!との想いで この秋より森喜酒造さんの蔵人にならはるKENさん。今後のますますのKEN酒道が楽しみです。

ほんまにええ勉強になりまして 私もなりにですが 刺激をぎょうさんいただきました。また来てくれはるそうで ありがたいことです。その時までに私もちょっこしとは成長しとかんといつでも琵琶湖のほとりでおまちしております。