酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

シャンタルさん!!五条坂陶器市

万年山文庫さんの御縁でであえたシャンタルさんが 五条坂の陶器市に出してはるとの情報をえまして むっちゃ猛暑の昼下がりでしたが 汗をかきかき伺いました。

今回のお店番はご主人のさとるさん。なので シャンタルさんとデートしました。さとるさんには初めてお目にかかりましたが、まるで万年山文庫のマスターのような空気の方でした。二人ともいっぺんで大好きになる…そんな素敵な人です。姉御も万年山文庫ご夫婦には むっちゃの字やったなあ。

そして 器も素敵素敵。シャンタルさんの求める器は「私はねお料理と食べることが大好きなの。だから できるだけシンプルでお料理を引き立ててくれる そして日常何度も使ってもらえるような そんな器が造りたいのよ。」ほんまにそんな器でした。マグカップは持った時の親指をおく所の細工が施され


お皿の裏を返しますと ちょっと 持った人が引っかかって滑らないようにする心遣いもされていました。

また 一緒に歩いていますと いろいろな陶芸家友達に声をかけたり掛けられたりしはりまして、その時の会話で こんなアツイ最中での陶器市なので 元気を出してもらうように 初挑戦のケーキを配ってはったようで 皆さんものすごい喜んでもろてはりました。シャンタルさんの優しさが 感じられる時間でした。なんか・・・・・・・・ほんまに しみじみ あったかくて素敵なご夫婦やなって思いましたんや。万年山文庫あるじさん ありがとうございました。

左の二人は長野県から。この土鍋も素敵!色も美しい。右がシャンタルさん。


マグカップと同じ色のこの かいらしい鳥さん。この色は土が魔法の土のようでして 色々ブレンドされた稀有なこの土に藁灰釉を描けますと 宇宙のようなまた琵琶湖のおくふか~いところのような深い青い色がでるのやそうです。きれいや~

また不思議なことに お酒を配達させてもろてます 出町柳のかぜのねさんともすでに繋がってはったんですわ。悪いことできひんわ。

思えば  日本酒姉御万年山文庫シャンタルさんかぜのねさん日本酒と 転生輪廻のようにまわりまわるのですなあ。

器を置き始めたころは必至で美術館やら 陶器屋さんやらいってましたんやけど ここ数年日本酒の世界にはまり かなりフットワークが鈍っていましたが 山村さんという人にも出会い、これは本腰入れて 器にも向き合うときがきてるのかもって 思いました。

ままたあの若かりし時とは違い お酒に出会えたことで あれもこれもではなく 造ってる人と環境と そのものの味わいが大事やと思うようになりまして返って 慌てず焦らずじっくり向き合うようになったようにも想いますのです。


シャンタルさんの器はこれから小川酒店に並びますのでまた 愛でにきてくださいや。