酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

瓶のリユースと 吉川さん

昔はどの家でも瓶が使われていて おつかいを頼まれますと これとおんなじもん・・・と その商品をもろてかえったもんです。

それが アルミ缶やらパックというものが現れてからというもの 瓶の存在価値がどん々薄くなっていきましたんや。

酒屋もどんどん少なくなり 空き瓶引き取り業者もこれに比例して厳しくなり それでも 今も回収率がものすご高いのが ビール瓶 そして1升瓶。

これらに比べてむっちゃ悲しい状況が4合瓶。皆無!そやのに、朝市のあったかいお客さんのおかげで このリユースがすっかり定着できたのは ほんまにありがたいです。

今 ビール瓶や1升瓶以外の瓶は お金を頂くどころか お金を払って持って行ってもらうのが現状です。某お蔵元も 瓶がたまったので引き取ってもらおうとしたら6000円!と言われ びっくり仰天やったそうな。

・・・・・と話は それますが今4月からお世話になっている瓶の引き取り業者さんは吉川さんとおっしゃるのですが これまた なんともええ人なんです。うちの瓶の集積場所で瓶を引き上げて小川酒店に納品書とお金をもってきはるほんのほんの1分 もとい 30秒なんやけど 心地よい空気をいっぱい持ってきてくれはるのです。なので かえらはったあと いつもいつも ええひとやなあ~~~~~と皆が嬉しい幸せな気持ちになるのです。

大袈裟ではなく とってつけた笑顔ではなく ほんまに自然で でもなんかほわっと周りをあたたかくつつむような吉川さんのご来店は 小川酒店にリセットしいやとか 笑顔やで~~とか 教えてもろてるようなそんな時間なのであります。吉川さんぶらヴぉー

おおきにおおきに。