酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ワルキューレ びわ湖ホール!

ずっと楽しみにしていた びわ湖ホール15周年記念
びわ湖ホール プロデユースオペラ ワルキューレ

朝からワークショップに参加して 舞台にも上がらせてもろて そして晩の7時まで~何と4時間45分におよぶ長時間におよぶオペラ ワルキュレを観てきました!!!

ので 一日オペラ三昧。

最初は気力と体力がもつやろかと 案じていたんやけど 最初はちょっこしうとっとしたこともあったんやけど、後半になるにつれて どんどん魅せられていって また沼尻さんの指揮のもと繰り広げられる素晴らしいワーグナーの音楽にも聞き惚れて 時間はあっというまに過ぎて行きました。

演出家ジョエル ローウエルスさん曰く これは神々の偉大さを語っているのではなく 人間味に満ちた家族の物語。

さまざまな細かな演出をして たくさんの素材を提供しますが、解釈は観客に委ね、それぞれが違うものを読み取り 違う解釈をするという結果になれば成功!なのやそうです。

たしかに 色んな解釈ができるところが 各所にあって 深く考えさせられたり ガツンとただ感じるだけでいいみたいな場面もあったり・・・

明日はみなで選ぶ地酒の祭典やけど。そやな。自分の気持ちでお酒を解釈したらええんやな。自分なりの自分らしい解釈をして来まひょ。

ワークショップでも言うてはりましたが、場面転換がとても多かったです。なので 舞台監督の八木さん 大変やったとおもいます。そして 暗転する間 音楽だけの時間があって それもまた素敵でした。プログラムの解説によると「映画的手法」なんやそうです。心憎い演出です!

オーボエの独奏も なんかいまも心に響いています。

とにかく ブラヴォー!の一日でした!

椿姫に続き 私は少しずつオペラの世界にはまらせてもろています。これもT先生のおかげや。有難うございます。ちなみに 加夢居さんのお得意さんでもあり 不老泉と竹生島を特に愛飲くださっているT先生ですが ほんまにオペラがお好き。今までに何回かあったワークショップにも全て参加しはりまして 今回もこの長時間に及ぶオペラを二日続けてご鑑賞!キャストがすべて違うのでこれもとても興味深かったんやけど。それにしても ほんまに頭が下がります。

写真は一切禁止やったんやけど 休憩のときに大きな窓から見えるびわ湖のパノラマの眺めがすばらしく これもここのホールの大きな魅力になっていると思いました。