日曜日朝市の後の半日は音楽三昧でした。まずはびわ湖ホール
お客さんYさんの60歳から始めはった ピアノの発表会は毎年楽しみに伺っています。
今年はモーツアルト メヌエット アイレンベルグ 森の水車
13回目の発表会 衣裳も素敵で ピアノの音色も心地よく・・・・
その後もYさんより さらに齢を重ねたかたが つぎつぎと演奏。美しい衣装を着て舞台に立つということは それだけでも素晴らしいと思います。そして その音色に 人生を重ねた深みが感じられて・・・・
そしてその後は ながらの座座へ ZAZAカルテット ベートーベン!
これがまた 圧巻!
音楽の知識はほとんどないのですが 唯々感動!で もう大満足や。
面白い話 ガット玄の事・・スチール玄とちがって 温度や湿度の影響を受けやすく、伸びやすいためチューニングが困難で寿命も短く、一時は途絶えかけてたんやけど その欠点とは裏腹に しなやかであたたかみのある 何とも魅力的な音がでるので 今再び注目されているそうな。
また一流のホールには湿度の調節も完璧にされているので 音響という意味ではそれは素晴らしいホールの設備。そやけど 座座のような 古庭園という空間で 木や岩や鳥や虫の声とともに 息遣いも聞こえるくらいに 間近で聴く室内楽は これまたなんともええのです。
齢を重ねてきはったYさん達の演奏にも 繋がるものがあります。
こんなことを想いながら 朝からの朝市の不老泉を思い出す。
木の甑 木槽天秤搾り 蔵付酵母
化学とはまた別のところにある 目には見えないけど味のあるもん。
感慨深く いろいろなことを思いながら深まる秋の夜長を楽しませてもらいました。
ベートーベンの今日の曲は、耳の病気が進行し、また恋愛など様々な葛藤の中生れた 野心と想像力に満ちた中期の傑作2曲。波乱万丈の人生にちょっこし触れる時間でした。
なんとこのZAZAのカルテットは来春 ラフォルジュルネで華々しくデビューしはります。こら 行かな