酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

暮らしっく広場

今日は浜大津駅前の暮らしっく広場(朝市の事務局兼ショップ)の当番。行楽日和でおおぜいのひとが広場を訪れた。ここでは朝市に売っているものの一部を販売したり、広報宣伝活動をしたり、電車の模型を走らせたりしている。スタッフが手造りでより良いハードとソフトになるよう工夫したり考えたりしているその過程がまた楽しい。そこでSさんと話してみてほうっと思ったこと。造っている人の顔を見たらおおむねその商品もわかる・・といったようなこと。いまここでも小川酒店でも、こだわりのしかもそんなに高くないお塩を探している。そのときに出た言葉。これはまさにほんまやなあとおもう。今日は金曜日なので黒田君のお野菜とツエルマットさんのパンが販売された。(蒸し菓子 むすさん はお休み)。どちらもパンと野菜がその人となりを感じさせてくれる・・・・思わず見知らぬ人にもすすめたくなるような美味しさ。なんか久しぶりぶりなので仰山買ってしまった。これが味がいまいちやったら付き合いが深くなるほどに苦痛になっていくけど、美味しいからお店の人とも美味しいパンや野菜とももう離れられなくなる。そんな付き合いこそが、かつてのはんなりした時代のちいさな美味しいお店屋さんを支えてきたんやろうな。そして今この時代だからこそそんな付き合いが見直されてきている・・・・と感じる。