昨日の個展には、イヌガオさんの感性で選んだフリーマーケットのコーナーもあって、そこで100円で買ったタンブラーがわが家で大好評。
南アフリカヨハネスバーグで1992年に生み出されたグラス。空きボトルを丈夫にしかもさりげない飽きの来ないデザインにリサイクルされているところがグーや。
しかも収益の一部がWWF(ワールド ワイド ファウンド)やEARTH WATCH(絶滅危機にある植物や動物の保護活動や研究をする費用を調達する機関)に寄付されている。
さすがイヌガオさんがチョイスしたもんや。この個展は、あらたな発見。
人間はものを書いたり絵を描いたりお酒を造ったり・・・するその背後にその人の生き様や美意識や価値観や・・そんなものを潜在的にはらんでいるけれど、この個展は,それをさらにわかりやすくそしてその背景のもろもろを、見に来た人と共有したり話し合ったりする場になっているということ。それが面白いなあと思った。
このグラスかなり興味深々。日本酒の瓶はほんの一部だけ。ワインやウイスキーにいたってはほとんど紛糾されてしまい、その形状を生かしてリサイクルされることは皆無。中にはとても惹かれるボトルもあるので、こういう生かし方は大賛成。思い出に残るうれしい夜に飲んだお酒をマイグラスに出来たら、なんかうれしいんちゃうんやろか。