酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

こだわり・・・・・

昨日は午後からひさしぶりのくらしっく広場(朝市の事務局)の当番でした。

33回目を迎える朝市。いまここでこだわりって何やろう・・ということになりました。

純米志向のある方に言わせると、ちょっとくらい味が落ちてもかまわない。とにかくアル添ではない純米酒が飲みたいという人同様、野菜などもちょっと小さくなったり糖度が落ちても良いので、とにかく無農薬・有機がええという方がおられるそうで。

はてさて明確な住み分けは不可能で、何処のどの辺りで筋引きをするのか・・・難しいけれどいまいちど アンケートをとって新鮮な気持ちで見直すのもまたええことなんではないかということになりました。製法・材料・造っている人の想い・伝統・美意識・・・いろんな観点から、予算との兼ね合いもふくみながら、浜大津こだわり朝市としてのあるべき方針を今一度考える期なのかもしれません。

朝市で今までいろんなお酒を出させていただきました。あったかいそしてシビアなお客さんは、おっしゃいました。あのお酒美味しかったで~まだありまんのか。という絶賛の嬉しい声もあれば、せっかく期待してきたのに前半の流れはものすごくいいのに、後味の後切れが悪くてがっかりしたわ・・・・などなど。

そしてお酒に関して言えることは美味しいということが前提にあって、さらに製法とか素材とか搾り方云々・・これは微妙に味わいと織物のように絡んでいくものなのでありますが・・・とにかく、まずいお酒はいくら純米でも有機も無農薬でもいらんな・・なっ・姉御・あひるちゃん!

お客さんの直の反応にどきどきわくわくしながらも浜大津こだわりあさいち 
酔醸会・小川酒店ブースをよろしくおねがいします。

朝市のドン末富さんもHCCグループは朝市のHCCグループになっているようで・・・
小川酒店も同じく、父が救急車で運ばれたとき、小川酒店の小川さんという話になったとき「ああ、あの朝市の小川酒店さんか」といわれたそうで、なんか笑いました。
それだけ朝市がみなのおかげで育っているんですね。


一年前の朝市。また夏がやってきた!