酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

湖北の蔵めぐり ぱあと2

続いて今回のメイン富田酒造へ・・・というのはこの蔵は、滋賀とはいえ最北の果て。なかなか頻繁にいけないのです。上原さん吉田さんからひといきふたいきもあります。

でもでも・・・行ってよかった。あのなつかしい 風情のあるたたずまいも大好き!

泰伸さんが笑顔でお出迎え。そういうと、初めて伺ったときはなんかお互いしゃべることがなくて、店先でちょこっとお話をして早々に帰ったような記憶があります。それからお付き合いは何年たったんやろ。

泰伸さんは、自分自身にも冨田酒造のお酒にも誇りと自信を持ちはったのか、どんどん惹きこまれて行く楽しい井戸端会議の時間でした。姉御いわく「また、どっかで切らんといつ帰れるかわかれへん蔵が増えたわ」泰伸さんはとにかくいろんなお酒関連のイベントに積極的に関わってはりますし、舞台も踏んではります(純米錦というお相撲さんになったり、弧樽かぶったり・・・)そんな経験も人との交流も含めて、ご自分の糧にしてはるんやろなあ。ますますええお顔にならはったように思います。

さて本題のお酒。ひやおろしの案内を頂いてたのですが、申し訳ないですがまだ若かったです。80%精米も7号酵母も吟吹雪も・・・たしか去年も9月ころ小川酒店で大人気となった80%精米=エイテイが反抗期を起こしました。今年もやっぱり,・・・・でも富田さんのお酒です。時間が解決してくれます。絶対12月ごろには驚く美味しさになっていると予感させられたのが・・・・・あれこれ物色して太鼓判を押した一年もんのお酒。吟吹雪 火入れもん・玉栄60%精米純米 14号酵母 低温熟成 生・そしてこれは今年のなんですが、もうすでにしっかりと味わいのあるお酒になっていた玉栄60%精米 特別純米 1701酵母

この3つが絶対絶対美味しかったんです。・・・なので9月の朝市のお酒に決定!

やっぱり来なあかんなあ・・・利かなあかんなあ・・・来てよかったなあ・・・・って皆でにんまり


蔵に行くまでに寄った、追坂峠 道の駅からみた琵琶湖の風景。きれいや・・・・