酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

湖北の蔵めぐり ぱあと1

朝市のお酒を決めに・・・・姉御とあひるちゃんと蔵へいざっ!

ええ賞も頂いたし朝市のお客さんはキャラクターも利き酒能力も進歩発展するばかり・・・・

しかも9月は敬老の日。そして10月は3周年記念。

これは気合がますます入らざるを得ません。

まずは上原酒造さん。鋭い姉御は上原さんの不老泉 純米吟醸中汲み 15BYを飲んで、おや?と思もわはった。もちろん劣化している訳でもないし、普通の人が利いたらなんとも思わはらへんと思います。でもなんといってもこのお酒は姉御のだんとつ好きなお酒!しかも飲みなれている美味しさ・・・まだ17BYは味のりが悪いのでうちでも好んでおすすめしていないのですが、「これが熟成したらこんな美味しくなります」・・という15BYを特別に分けてもらったお酒なので、どうしても確かめたかったのでした。

これは姉御の鋭い舌ならでは。お互いに強い信頼関係で結ばれている姉御と上原さんだからこそ・・・・

う~ん微妙やけど、あとの膨らみが違う!BYはおそらく一緒なのに、何かが違ってこういうことになりました。

微妙なこの違いを論じる二人を見て、お酒に対する思いの深さを知りました。
なんかご一緒できて幸せでした。

あと発見は百笑の夢・・・これが残念ながら売れ残っていて4年位前のお酒が倉庫に眠っていたのです。それをあるお方が発掘されて気になって・・・

こしひかりで速醸。今まで飲んだことの無い美味しさ。これええわ!ということで小川酒店にもあるだけ入れてもらうことになりました。やっぱりここのお酒、山廃のみならず、強い!
熟成すればするほど味が乗って美味しくなる。

ひやおろしになる3本のうち、初呑み切りでいちおしやった山廃本醸造山廃純米・・・・ええかんじや。あとの1種類は呑みきりにも出していない秘密の秘密なんだそうです。

かばたも秋の空気が漂っていました。