酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

エデイッツオーネにほの字

今日はワインの稲葉の試飲会でした。
値段相応のwineなら、ワインにかけてはぴかいちの稲葉のこと、それはもうなっとくの品揃え・・・でも、せっかくなら安くて美味しいワィン・・もしくは高くても絶対絶対納得のワインを・・・たとえ一本でもさがしたい!という気合で今回望みました。

やったやった・・どっちゃも見つけたで~イタリアのエデイッツオーネは高いけど、きっと初心者から通の人まで確実にハートを捕まえるワイン(なんか古臭い表現やこと)
探しもとめたユニークでハイクオリテイな古樹から採れた5種類の葡萄を使って、それは丁寧につくってはります。まさにイタリアの歴史を表現しえる偉大なワインの登場です

店にも以前から並んでいる、ガリョリンドカルトホイザーも、この価格なら是対優れもの!とあらためてこれはよかったよかった。

稲葉のワインとはお付き合いが長いので定番でおいているワインの味の確かめにもなるのがありがたいところ。正直・・ありゃ・・こんなんやったやろうか・・と思うのもあれば思いのほか味がのっていて二重丸のもありました。

日本酒同様、ノーマルな味質ではお客さんの心をつかむことはできまへん。
面白い個性が必要になってきます。
そのへんがお酒やさんとしては悩むところ。

クリスマス・暮れにむけては、ちょっと値段も張るけど、これぞというワインの品揃えも大事。
そういう意味ではほんまにこのエデイッツオーネはついつい吐き出すのが勿体のうて、試飲会やのに嬉しい美味しい顔で飲み干してしもうたワインです。

あほな頭を悩ませて、一晩ワイン選びを考えまひょ。

今回ワイン好きのお客さんと、料飲店さんとご一緒できたのが、やっぱり幸運でした。
拙い私一人だけの舌ではなく、それぞれの感性でワインを語ってくれはりました。

もっともっとがんばらにゃ・・と思いました。でもとっても楽しかったです。
ありがとうございました。