酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

こだま祭り

年に二回だけのボランテイア。一回はこだま夏祭り、そしてもう一回が秋恒例のこだま祭りへ行きました。私の仕事は手織りフェルト製品の販売の売り子でおます。

数ヶ月ぶりやのに、お母さんや利用者さんが私を覚えていてくれはるのがうれしい。

染めの作品展を終えて、つくづくこだま作業所の手織り製品のレベルの高さに感心感心

ここの指導員はほんまに高い技術とそしてすんばらしい人間性をお持ちなので、皆嬉々とした表情でものつくりに取り組んではります。特に日本でも希少価値になっている手つむぎからはじめるホームスパンは触った感じがほんまに柔らかで暖かい。色使いもええかんじや。

今日親子でお当番をしてはったW君の作品も細やかでほんまに素敵やった。お母さんもとてもええ感じの人。言語障害があるので聞き取りにくいけど、誠意を込めて一所懸命はなしをしてくれるWくん。きっとおかあさんもWくんの目を見てちゃんと話を聞いてあげはるさかいに、こないにええ子なんやろうな。これもひともうけや

が、いかんせん、高い!これだけの作品なので値を下げることはないにしても、運動場のテントの下では・・・。知っていただくきっかけにはなっても、ほんまに売るのは難しいこういうすんばらしい作品が、作業所で生まれて行くということはほんまに稀有なことなので、ぜひともええ空間で、作業所というラベルをはずして一般の方と同じ土俵に立って売っていただきたいもんやと思いました。

半日でしたが、楽しかったです。おかあさんも皆さんも、体に気いつけてがんばってな。