酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

yukiの朝市

3月というのにものすごい美しい雪!美しいゆきちゃんコンビが江戸から高知からお手伝に来てくれはったということで、天も大歓迎をしてくれはったのでしょう。

寒いしお客さんも少ないのやろなあと思っていたら、お客さんが続々登場。

ありがたいことです。

今回のお酒は、そま天・山天(そまの天狗山廃バージョン)・績(以上すべて新酒)・雄町生1年もんの4種類のラインナップ。

面白かったのはどれもが個性的な顔を持っているので、試飲して頂くと迷った挙句、すべてを下さい!とおっしゃるお客さんがおおございました。

なのでどれも偏ることなく万遍に無くなり、だけ多く用意していた分以外は売り切れ御礼というありがたい結果となりました。

姉御の御娘さんゆきちゃんも細かいところでほんまにようがんばってくれはりましたし、江戸の姉御のゆきちゃんも長年培って来たからこそ言える興味深いお酒の説明・飲み方の提案をしてくれはって、それぞれに感謝の気持ちでいっぱいです。

と私らが勝手に名付けたこのお酒は山廃特別本醸造 山田60%・・・燗しかも熱燗・・・燗冷まし・・どれだけいじめてもバランスを崩さず、返って美味しくなるということから専務さんの名前を勝手に取って付けたのでした。朝市の間に何度績!と叫ぶ声が響いたことか・・・!(呼びすてにしてすんません

お礼の電話をした時に、くしゃみしはりませんでしたか?と尋ねるとくしゃみは出えへんだけど、なんかこの辺が重苦しいかったんですわあ・・やて打たれ強い・・そして打たれるほどに美味しくなる山廃不老泉 上原専務のまんまのお酒はこれからもますます楽しみです。

ご来店いただいたお客様寒い中、ほんまにありがとうございました。

雄町・・・・なんか落ち着くんだよね~・50度くらいの熱燗もまた驚きの美味しさ。

山天・・・・・この心地よい微妙な渋みが、これからを期待させると共に、
      今飲んでもこれええわ。

そま天・・・・上品!新酒やけどものすごい品があって、とっても飲みやすい。

績・・・・・・・こんなさぶい日にはこれや!アル添の嫌みがまったく無い!燗温度に神経質にならなくても大丈夫で,しかもリーズナブルなお酒としてものすごええんちゃう?


・・・・・・・・・ふふふふ。楽しかった。お酒好きな人って何でこんなにたのしいんやろ。面白いんやろろ。疲れたけどやっぱりその100倍くらい楽しませてもらいました。有難うございました。