酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

目からうろこの井上由季子さん

ややマンネリ化したラッピングの視点を変えてみるために、そして近いうちに商店街でもワークショップを・・・という事もあって、ラッピングの講座に行ってきました。場所は二条城近くのモーネ工房ものすご素敵な井上由季子さん(・・・お互いがいろんな思いや特技仕事を持っているなかでええもんを吸収しあいたいので先生とは呼ばないで下さい・・とのことでした。)は教え方も伝え方も本当にお上手。由季子さんの話を聞いているとぐいぐいと惹き込まれていきました。

行き詰まったらふと反対向けてみる。

無いものねだりでは無く、あるものを生かす。

外国のタグはええのになぜか好きになれない日本製のタグ。で、角を切ったがために出来た端切れがこんなアートに変身。見えにくいのですが、後ろの紙はスタンプの台のふたを規則正しく押しただけのもの。それだけで素敵な包装紙。はんこも色々合ってはまりました。


例えばシールを使い終えた後の紙・布の端切れ・輪ゴム・くりっぷ・ホッチキス・♪の用紙・原稿用紙・ルーズリーフ用紙・などなど見近ないろんな文具用用紙が驚きの変貌を遂げるのです

ただし大事なことは、やり過ぎないこと。引き算引き算。伝えたいものを絞り込む

忙しくて時間が無い時に限って、思いがけないアートが生まれることも。

すべては ば ら ん す

シンプルなんやけど遊び心があって、貰う人の顔がうかぶようなラッピング。

ものが存在して自分が動く。心が動く。笑いが生まれる。

由季子さんの素材選びも、見て触っているだけで幸せになりました。
基本はアースカラー。時々キッチュ
でも素材そのものがなぜかなぜか・・・ええのです。心がきゅんとうなりました。

壁に貼ってあった額・・・・・ええかんじ。