酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

雪月花の会 観蛍の宴 ぱあと1

湖里庵さんにて開催されたおとなのあそび 雪月花の会 水無月 観蛍の宴。

初めてお隣に座られたのが琵琶の長寿の池本さん!!!

どことのう川谷拓三に似てはる池本さん、しきりに感動しまくり。

ひとつひとつのお料理にあわせて、お酒もグラスも温度も変えて提供されるこの会、その丁寧なお献立を見て「これ見ただけでもう感服しましたわ~。」
お料理が始まると「吉田さんにはまいりましたわ。」「これうまいわ~。」きっとこの人感動しいなんや。ほんで感動の仕方まで川谷さんやっ

1部の能管と謡の演奏の祭、謡の方が演奏が始まるときの凛とした笑いだにされない様子から、終わって話をされるときのええ笑顔。そして再び演奏が始まると能面のように凛!この変身ぶりが見事。

美味しそうに歓談されていたかと思うと、燗をつける頃になると、覚悟をされたようにきりっとした表情になって立ち上がられて、真剣に微妙な燗温度を見計らいながら燗付けをする吉田専務。

これを見て「今日、僕はふたつのスイッチを見せてもらいました。ほんまに来てよかったすわ~」

私も全く同感でしたが、このように仕事に向き合う男の姿をスイッチという言葉で表現された池本さんにも

今宵もお酒もお料理ももう言わずもがな・・・・最高のおもてなしでした。今回特に気に入ったのが、たっぷりのワイングラスに注がれた2004年竹生嶋 純米大吟醸の人肌燗。これをまた池本さんはおっしゃいました。鼻に近づけたくらいで「10数えてください。(ここで姉御より10も待ってられへん!と突っ込みが入りましたが)」そして口に入れたらもうす~っと喉を過ぎて行って・・・・最高ですわ」ほんまにやってみたら・・・・やっぱり川谷さんやっ!