で、ええ事言わはりました。
ソムリエの仕事を森林ガイドにたとえ、ワインというそこはかとなき奥の深い世界。
ガイドと一緒に歩く事によって、一人で歩くよりもより深い世界を楽しめる・・・そのお手伝いをすることが私の仕事なんですと。
「ソムリエの仕事は、ワインを語ることではない。ワインで人を幸せにすることだ」
薀蓄ではなく、お客さんの笑顔に出会う事が大事なんや。
「お客様を感じるという事。」これはお花や野菜そして子供を育てる時、友人や家族と絆を育てる上でもとても大事。でもこれは一朝一夕にはいきませんのやろな。
日々が大事・・・・・ため息ばっか
ソムリエ日本一にならはった佐藤さんですが、一流のホテルのソムリエになる道を敢えて選ばず、自分のお店を開き、掃除からグラス拭きから一人でこなしながら、日々地道にお客様に正面から向かってはるその姿がとてもええ感じでした。
何度も言うように、ほんまもんは偉くなればなるほどに頭を深くたれ、自分に対しても人に対しても謙虚になれるのやなと思いました。
佐藤陽一さんにくらべると1億分の一にも満たない私ですが、お客さんを感じながら、地道にお客さんと向き合うという意味では同じやと思います。そしてこのような素晴しい人の存在を知る事が出来てラッキーでした。また一人憧れの人が増えました。
