酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ロベルタ・ホタ・ムール

高校時代の友人せっちゃんは走ることが趣味で、走りに・・・そして友人に会いに、年に3回くらい海外へいかはります。そんなせっちゃんがご来店。うちにおいているカヴァ エル・ブジというレストランでオンリストされているロベルタ・ホタ・ムールを見て、「へえこんなところでこのカヴァに出会えるとは・・・」やて。「エル・ブジはスペインに行くといつも予約を取ろうとするんやけど、これがまたほんまに取れへんのやわ。」・・・・ワインアドヴァイザーさんから聞いて知っていただけのホタムールを、めちゃご存知やったのです。さらに、これ買うし一緒に飲もう!ということで、長いこと店に置いてるのに、飲んだことのなかったロベルタ・ホタ・ムールをいただけることになりました。ラッキー


見た目もとてもお洒落な、スペイン産スパークリングのカヴァ。初めてのおいしさで、ええ香り。香ばしさもあります。泡もぴちぴち輝いていて、なんか泡が舌全体に包む感じ・・・で、後スパッと切れる。この潔さにも感動。心に舌に焼付けとこ。ありがとう せっちゃん

エルブジとホタムールについて・・・

『世界中で最も予約の取りにくいレストラン』として、知られるエル・ブジがオン・リスト!という、超話題の1本。エル・ブジとは、スペイン・バルセロナから約160km、フランス国境近くに位置するリゾート地、ロサスにある席数45席のレストランで、料理史、いえ、世界史の一ページに残るほどに、料理界に大きな影響を与えているレストランです。シェフのフェラン・アドリア氏率いるこのレストランは、全てにおいて、特別な存在。営業は4月から10月の僅か半年間、残りの期間は、ラボと呼ばれる研究所で、新たな料理の創作に挑み、今までの概念を覆す、食材の分子構造レベルまで追求したレシピは、斬新なだけでなく、世界の美食家、一流の料理人すらわざわざ足を運ぶため、予約は2年待ちとも3年待ちとも言われています。世界に多大な影響を与える、シェフのフェラン・アドリア氏は、アメリカのTIME誌で世界に最も影響を与えた100人』にも選ばれたのです!日本では、あの山本益博氏が著書『エル・ブリ 想像もつかない味』で、その語りきれない魅力を語っています。(著書では『エル・ブリ』と表記されています)そんな、全てにおいて特別な『エル・ブジ』のワイン・リストに掲載される為には『世界のVIP』『トップ・シェフ』『美食家達』を《納得させる味》が必須条件。(楽天 たかむらワインの記事より抜粋させていただきました)

へえ、多分一生行くことはないやろうけど、こんなレストランが実在するんや。へえ・・・

せっちゃんのおかげでホタムールがぐんと身近になりました。ありがとう!