酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

嬉しいお便り

とても信頼しているお客さんOさんより耳寄りな情報が届きました。以下がその内容です。

今年の浪乃音の一発目「本醸造 生原酒」はいいですよ

浪の音は「9号酵母」が合ってます。(浪乃音さんは今年より本醸造純米クラスを9号酵母に変えはりました)9号酵母なら外れが少ないです。米の等級を変えたらもっと深いうま味と洗練された感じが出るかもしれませんが・・・値段は・・・いつも思うのですが、出来が良い年のこれはいうことなしです。税込み2625円で「吟醸 生原酒」と表示してもほとんどの人は納得できるレベルですね。「14号酵母」や「7号酵母」の本醸造に比べると背筋の通った「甘 み」を感じます。

いくら高級酒で金賞等を獲得しても、私のような下々の人間には初蔵出しの「本醸造」こそその年の酒を占う意味で大事と思ってますので・・・今年の浪の音は・・・他の酒も楽しみです。個人的には浪の音は「本醸造」と「特別純米」がコストパフォーマンスに優れてると思っています。

滋賀のアル添系は「竹生島 本醸造」とか最近の「喜楽長」あたりは火入れでも本当にいい感じですね。若い世代の晩酌には浪乃音の本醸造と合わせてオススメの一本かなと思いました。「アル添」はそんなに悪いものでもないと思うので、もっと理解が進んでいってほしいです。

Oさんありがとうございます!ものすごく嬉しい、そしてうんうんと納得する内容でしたので、はしょって載せさせていただきました。また小川酒店のラベルにもこんな素敵な言葉を添えさせていただくつもりです。私も前から注目してる本醸造、酒屋としてちゃんとお客さんに提案していくのも大事な仕事かなと思います。これからも貴重なご意見、たのしみにしています。私にとっては宝物どす