連休最後の日、とある日本画を見に行きました。
まだ歌舞伎 沼津の余韻をひきずってるし・・・この一週間はその余韻に浸ろうと思っていたので、その繋がりでるんるんと出かけたのですが、不思議なことに・・・・・・・・ぜんぜん心に響きませんでした。
結構感動しいやし、どんなところにもええとこを見つけられるのが私の特技と勝手に思っていたのに、今日はあきませんでした。
一流の歌舞伎の威力が強すぎたんかな?
卒はないし、きれいに描いてはるのやけど、おもしろなかったんです。
なんやろ・・・・これ?
自分でも不思議な感情でした。
(そういうと、こういうお酒あるかも・・・・・・・・・・・)
この絵にものすご感動したら、藤十郎さんが薄れてしまいそうな気がして・・・・自ずとこの絵を拒否したんやろか??
まあ今週は、藤十郎さんにうもれて、うっとりすごすことにします。
ちりとてちんでも言うてはったけど、人間も若狭の塗箸のように塗り重ねられてきたもんしか出てこうへん。嘘はつけへん。3階の遠くからやのに、存在そのものからしてこないに人を魅了する品のあるこの歌舞伎役者・・・人間というものの底力はすごいと思います。
るんるん・・・・・ええ夢みようっと。