酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

近江八幡の小旅行 前の楽しみ

今日は前から楽しみにしていた、近江八幡小旅行の日。実はツアーコンダクターであるおけいはんが仕事でいけなくなったので、このところ金魚の糞のようにくっついてお任せ状態やった私ですが、今回は珍しく念入りに下調べをしました。

今回の一番の目的はアウトサイダーアート ノーマ。まずここへ行きまして、後はヴォ-リス設計の家を見ること。そして古民家を利用した喜多利邸、酒遊館とその裏の工房、尾賀商店さんという砂糖問屋を改築したお店・・・そして大好きな八幡堀・・・・・がメニューどす。以前もノーマに来たとき、ここの町並みと八幡掘りの風景を見て、住んでる人々の想いの根っこがすごくしっかり感じられて、出来合いでは決してない・・・・・・なんちゅうええとこなんやろうと思ったことを覚えています。今回再びその感動を味わってきます。

ご一緒する長谷ぱぱは建築設計関係のお仕事をしてはるので、ヴォーリス建築には興味おありのはず。

うふふ。楽しみ楽しみ。旅というのは行く前と行ってる最中と行った後の3つの楽しみがあるということを、今回再発見できました。今からどきどきしています。

この旅に際して、ものすごく丁寧に心を込めて近江八幡を紹介してくれはったTさん(お酒に造詣が深く、今年里山オーナーデビュー)、ありがとうございました。ネットでみるよりなんちゅうてもこの人!!という人から聞く耳寄り情報がいちばんやな。特に興味深かったのは親父隊の存在。近江八幡では、昭和40年代後半、当時"ドブ川"と化して埋め立て計画があった八万堀を再生させた市民運動など、住民主導による景観保全の取り組みで有名ですが、現在もおやじ連と称して、ものすごく元気なおっちゃんたちが街を盛り上げるために、楽しい活動をしてはるそうです。で、今日もボーイスカウトもされているTさんとおやじ連のジョイントで筍堀りなんやそうですわ。子供ばっかりでもなくそのおとんおかん・・・そしておやじ連というさまざまな年齢層の人たちが混ざれば、1次元が2次元にも3次元にも4次元にも楽しく美味しく広がりますね。

ではいざっ!行ってまいります。