酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

旅人の木

小川酒店のど真ん中で、元気にそだっている植物、おっちゃんに頂いたのですが
名前もわからず・・・でも電気の光だけで生き生き育ってくれているので、なんかとても愛しい気になる木でしたんや。

感じる比良のイベントにいったとき、まさに同じ木に出会いまして、そこでこの木が
旅人の木やということを知りました。葉が、東西に広がって生育するので、旅人が方位目印として利用したことからこの名前がつけられたと。

名前がわかり、またその名前が素敵な名前やったのでものすご嬉しかったのでした。

で、今日今森さんの奥さんがご来店。その話をうれしそうにすると、さすが光彦さんの奥さん、よくご存知で葉柄を切って滴る樹液でのどを潤していたというところから名付けられた木でもあるそうです。しかもこの樹液むっちゃ美味しいそうです。もともとマダガスカル島で生まれたそうな・・・・それに地植えをすると10メートルにもなるんやて。すごい!!

また調べてみると、葉っぱが大きい観葉植物は、葉っぱによる蒸散作用が激しく、「生きた「加湿器」の役割をしてくれると。らっきい!

あるお客さんが芭蕉布かな・・・といっておられましたが、別名オオバショウともいうのできっと近い種類かも知れません。

鴨ちゃんが日記に書いてはりました名言。「名前を知っているのと知らないのでは、同じ花を見ても本質をつかんでいるかいないかに通じると思います名前を与えるというのは生命を与えることにも似ているかもしれません。」今になってこの言葉が心に染みます。

皆様ありがとうございました。また小川酒店ご来店の際には、この木に逢ってくださいな。