酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

コンサートの続き

よろこんでもらえるっちゅうのはほんまに嬉しいものです。

こっちも楽しみながらそしてその道中にも色んな出会いや発見を頂いて、好きでやらせてもらっていることやのに、あたたかな言葉を頂いて、やっぱりやってよかったなあって。そして来年もするぞ~って。そして回を重ねるにつれて思うのはお越しいただいた 障害を持っていない人からの言葉です。こういう福祉のイベントはついやったげてるとか可哀想やし・・・といった感情が前に出ることがありますが、やらせてもろてる私もお越しいただいた方も心の洗濯をさせてもろてる大事な時間なのです。

障害を持って生まれたことというのは、村瀬明道さんが39歳で大きな交通事故にあわれたように、とりあえずはー(まいなす) のこと。でもこのまいなすのなかに、実は深い+(ぷらす)がはらんでいて、そしてそれに気づいて向き合ってきた人は絶対輝いている!と思います。コンサートにはそんな人たちが来てくださっているので、心洗われるな空気が流れているのかもしれません。

つい今しゃんふうさんからメールが届きました。

障害をお持ちのお子さんを、ずっと慈しんでこられるということのご苦労を思うと、本当に大変であろうし、親の愛情が深いものだと改めて感じています。ですが、そのことを、声高に申し上げることは、やはりできませんでしたし、「大変ですね」と言われることも、好まれないだろうとおもいました。ですから、海=母親の愛情がいかに深いか、また、子が母に見守ってもらえている心強さを伝えたかったという理由で「大海阿、故郷」を選び、つたないながら、中国語で歌わせていただきました。歌詞から何か受け取っていただけていたら嬉しいのですが・・・

仏さんみたいなしゃんふうさんとそんなお客さんと空間時間を共有できたことは私の宝物やったと思います。

いろんな人にありがとうの気持ちです。そして今回も今までも前には出ず縁の下の力持ちで素敵なプログラムやデイスプレイをしてくれはったYちゃん、ありがとうございました。

大海阿

故郷小時候 媽媽対我講大海就是我故郷海辺出生 海里成長
大海阿、大海是我生活的地方海風吹 海浪涌随我漂流四方大海阿
大海就像媽媽一様走遍天涯海角総在我的身傍大海阿
大海就像媽媽一様走遍天涯海角総在我的身傍
〈歌詞の意味〉幼いころ母は私に言った海は私の故郷だと
海辺で生まれ、海で育った大海よ、大海よおまえは私の生きるところ
風吹き、波は湧き私は四方に漂う大海よ、大海よおまえは母のよう
世界の果てまで行こうともいつも私のそばにいる
大海よ、大海よおまえは母のよう世界の果てまで行こうとも
いつも私のそばにいる